お知らせ
平成28年度北海道縄文のまち連絡会通常総会を7月21日(木)に森町にて開催いたしました。9市町の首長(代理含む)が出席され、昨年度の活動報告のほか、平成28年度の事業計画について話合われました。
今年4月23日に実施された札幌市地下歩行空間(チカホ)でPRイベント「考古学カフェ2016」や縄文スタンプラリーなどの報告を行い、平成28年度も引き続き実施することが決定されました。また、縄文スタンプラリーについてはハンドブックの改訂を行う予定です。
その他、フィールドワークでは普段公開されていない史跡鷲ノ木遺跡や史跡東蝦夷地南部藩陣屋跡砂原陣屋跡などを見学し、森町の遺跡やまちづくりについて学芸員さんから解説をしていただきました。
人の記憶はうつろいやすいもの。貴重な遺跡を保存し、後世に伝えることはとても重要なことだと改めて感じました。

通常総会会場の様子

総会の様子

史跡鷲ノ木遺跡。およそ40㎝もある石を円形に配置したストーンサークル。直径は約37mもあります。保存状態も良好で遺跡が持つ価値は非常に高いものです。

鷲ノ木史跡公園

榎本軍鷲ノ木上陸地。ここから函館戦争が始まったのですね。

森町発掘調査事務所。鷲ノ木遺跡のほか、町内の遺跡から出土した遺物がずらりと並びます。

史跡東蝦夷地南部藩陣屋跡砂原陣屋跡。土塁がそのままの状態で見ることができます。

砂原陣屋跡から200mほどで噴火湾を望めます。対岸にはうっすらと有珠山や室蘭などを見ることができました。