縄文のまち連絡会とは

ごあいさつ

今日、縄文文化に代表される先史遺跡が北海道の隅々にまでひろがることは自明のこととなっています。そして、土器や貝塚などの研究から、彼らの生活がきわめて高い精神性に彩られた文化であることも明らかにされつつあります。

近年の研究結果が示すように、縄文文化は自然と共生しつづけた文化であり、これからの私たちが生きてゆく上で、おおいなる指針を提供してくれるものであることから、どのまちにあっても「かけがえのない文化遺産」のはずです。

さらに北海道の縄文文化は、アイヌ文化に受け継がれていった点で重要であり、アイヌ民族の先住性を明らかにする上でもおおいに関心を持たなければならない文化だと言えます。

また、道内の遺跡数の94%が縄文時代の遺跡を含み、ほとんどの市町村で縄文遺跡は見つかっています。このことは、どのまちでも遺跡を活かした取り組みが可能だということであり、北海道全体が「縄文」をキーワードにしたまちづくりや観光振興を行うことで、古代の遺跡やアイヌ文化への正しい理解と魅力の発信につながると考えています。

北海道縄文のまち連絡会 会長 堀井 敬太
加盟自治体一同

北海道縄文のまち連絡会について

設立 平成22年10月13日
加盟自治体 道内29市町
目的 全道の縄文遺跡のあるまちが集い、共に協力しながら縄文に学び、縄文の知恵を活かしたまちづくり策を探る
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