お知らせ
恵庭市郷土資料館では11月18日(日)の14時から市民会館大会議室で厚真町教育委員会の学芸員 乾 哲也氏をお迎えして講演会を行います。演題は「アイヌ文化の始まりと変遷を探る ~厚真町の遺跡発掘から~」です。
厚真町では厚幌ダムの建設に先立ち、平成14年から29年まで厚真町や(公財)北海道埋蔵文化財センターが大規模な発掘調査を行っていました。北海道では12~13世紀頃に擦文時代からアイヌ文化期に変わり、住まいは竪穴住居から平地住居へ、調理道具は土器から鉄鍋へ変化したと考えられていますが、この変遷期の遺跡はほとんど見つかっていませんでした。ですが厚真町では12世紀後半までさかのぼる可能性があるチャシ跡や擦文後期から中世アイヌ文化期のお墓が見つかるなど、ミッシング・リンクを解明する遺跡がある町として大きな注目を浴びています。
先着100席(申し込み不要)、入場無料です。詳細はポスターをご覧下さい。皆様のお越しをお待ちしております。