檜山奥尻町
青苗遺跡
[あおなえ いせき]
縄文時代早期~後期(約8,000~3,000年前)、擦文時代(約1000年前頃)
青苗遺跡は奥尻島の南端、日本海を見下ろす青苗地区の高台に広がっています。海水面が今よりも高かった縄文時代にはたくさんの竪穴住居が作られ、長期間人々が生活していました。その後、古代(擦文時代)には墳墓や貝塚が作られ、付近にはオホーツク文化の遺跡も見られるなど、謎とロマンに満ちています。
青苗貝塚の地点からは、貝殻(アワビ、ホタテ、タマキガイ)魚骨(カサゴ、カジカ)、海獣類(アシカ)の骨などが重なって見つかりました。特にアワビは全体の大部分を占め、昔から奥尻島はアワビの名産地だったのでした。古代における貝塚としては国内最大規模とされています。
昭和51年度の調査で、「丁字頭勾玉」と呼ばれるタイプの勾玉が発見されました。これは長さ5cmもある大型で、新潟糸魚川産のヒスイを加工した一級遺品でした。手に取った高名な考古学者が「全国でも五指に入る傑物」と評価するほど価値の高いものです。なぜ離島である奥尻に渡ったのか?最大の謎です。
青苗貝塚の地点からは、貝殻(アワビ、ホタテ、タマキガイ)魚骨(カサゴ、カジカ)、海獣類(アシカ)の骨などが重なって見つかりました。特にアワビは全体の大部分を占め、昔から奥尻島はアワビの名産地だったのでした。古代における貝塚としては国内最大規模とされています。
昭和51年度の調査で、「丁字頭勾玉」と呼ばれるタイプの勾玉が発見されました。これは長さ5cmもある大型で、新潟糸魚川産のヒスイを加工した一級遺品でした。手に取った高名な考古学者が「全国でも五指に入る傑物」と評価するほど価値の高いものです。なぜ離島である奥尻に渡ったのか?最大の謎です。
- 縄文時代から古代までの長い間、奥尻島の中心地だった!?
- 古代で日本最大規模の貝塚出現!しかもほとんどがアワビ!!
- 国内でも5本の指に数えられるほどスゴイ勾玉が出た!!!
北海道奥尻郡奥尻町字青苗437番地~字米岡30番地の3他
■フェリーターミナルから町営バスで「青苗郵便局前」バス停下車、徒歩5分(約500m)■奥尻空港から徒歩15分(約1.5km)
※民有地がほとんどのため、畑や耕地になっています。立ち入らずに遠方からご覧ください。
※出土した勾玉や土器などは近接する「奥尻島津波館」に展示しています。入館料500円。解説員常駐。
稲穂ふれあい研修センター 歴史民俗資料展示室
住所 | / | 奥尻町字稲穂162 |
---|---|---|
TEL | / | 01397-2-2424 |
時間 | / | 9:30~16:30(木・土曜) |
入館料 | / | 無料 |
休館 | / | 11月~4月 |
HP | / | www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001479.html |
奥尻町教育委員会
TEL: 01397-2-3890
FAX: 01397-2-3891
inagaki-t@nulltown.okushiri.lg.jp